Q&A

 

壁面緑化陶板「GIF-T」に関するQ&Aについてまとめました。

Q. GIF-Tと他の壁面緑化との違いは?
A. 決定的な相違は、壁面緑化陶板「GIF-T」の施工が外装仕上げシステムであるという点です。壁面緑化陶板「GIF-T」は、緑化・遮熱・防音効果を備えた陶板からなる画期的な複合素材です。
  GIF-Tは植物基盤と断熱層を兼ねた多孔質セラミックのフォームコアと、強度を受け持ち吸湿性を備えた陶磁器質のシェルフレームからなる画期的な複合素材です。GIF-Tシステムと他の壁面緑化との決定的な相違は、GIF-Tシステムがそのまま外装仕上げシステムであるという点です。
他の壁面緑化システムが外総仕上げ終了後に、さらに緑化基盤を取付けるという二重の工事が必要であるのに対して、GIF-Tシステムは外装仕上工事イコール壁面緑化工事となるので、大幅に工期を短縮できます。しかもGIF-Tは、外装陶板とコケを一体化した全く新しい概念の壁面緑化資材なので、断熱性、保水性、省エネ効果など数々の優れた特徴をもっています。
Q. コケってどんな植物?
A. コケは、今から約4億年前に水中で進化した緑葉植物が、海から地上に上がり今日まで多様な進化を遂げてきた緑色植物の祖先です。
  当時の地球環境は二酸化炭素が今の約20倍といった過酷な状況下であったということから考えても、コケは強靱な生命力を持った植物といえます。
コケは、世界中に約2万4千種、日本では約2千5百種類の分布が確認されており、アメリカについで世界で二番目にコケの多い国です。現在、このコケが利用される代表的なものは園芸で、日本式庭園でのコケ庭として京都の西芳寺は苔寺として特に有名です。
コケは大きく分けて蘚苔類と地衣類に分けられ、蘚苔類では細胞の中に葉緑体があり光を浴びて光合成をし、自分で養分を作り出して生育しているのです。

蘚苔類は、さらに3つの大きな仲間に分かれます。
蘚類(センルイ) : スギゴケ、スナゴケ、ハイゴケ、ミズゴケ。
苔類(タイルイ) : ゼニゴケ。
角苔類(ツノゴケルイ) : ナガサキツノゴケ
Q. どうしてコケ(スナゴケ)で壁面緑化をするの?
A. スナゴケは、厳しい環境下でも育成可能な特性や、メンテナンスし易い(肥料・剪定不要)など壁面緑化に最適な植物といえます。
  壁面を緑で覆うことは、ヒートアイランド現象の緩和、建物の保護、省エネ効果、騒音の低減、そして見た人にやすらぎを与える癒し効果があります。それだけに緑の源となる素材には強い存続性がなければなりません。
GIF-Tグリーン・モスには、好日・湿潤性の高いスナゴケを植栽してあります。スナゴケは、コケ植物の中でも強い生命力を持ち死の概念のない植物ともいわれ、-20℃~70℃までの耐寒・耐熱性を備え、自然界では、無機質で乾燥した基盤にも先駆けて着生できる代表的な植物です。ですから、垂直の砂漠とも言える建物壁面の緑化には最適の植物と言えます。また、スナゴケは自重の約20倍もの保水力があり、その蒸散作用により微気象の緩和に期待できます。
Q. メンテナンスは?
A. ローメンテナンスです。
  簡単な灌水(かんすい)システムの確認など、ローメンテナンスも魅力のひとつです。植栽としてスナゴケを使用しているため、剪定、施肥、などは不要です。完全乾式工法採用で脱着が可能なため、植物の枯れなど万一の場合の補修も容易に行えます。
Q. 安全性は?
A. 安全性にも優れています。
  完全乾式工法を採用しているため、モルタルや接着剤の経年変化による剥離や落下の心配がなく、安全性に優れています。
Q. 水やりは?
A. 必要です。
  GIF-Tに使用されているスナゴケは保水性が高く、陽のよくあたる場所に生えるコケですが、好日性だから水分がいらないわけでなく、自然の恵み(灌水)を得られる環境を保持してあげることが必要となってきます。
灌水については、施工環境・成長段階により変わるため、灌水マニュアルについては現場ごとの対応となります。

関連ページ:「水やりの頻度について

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