施工マニュアル

 


1.下地チェック

下地条件

壁面緑化陶板GIF-Tの施工品質は、下地壁の精度に左右されます。

  • 下地壁の面精度は±1mm/2m以下である事を確認して下さい。
  • 下地壁に胴縁取付ビス及びアンカーの引き抜き強度が充分であることを確認して下さい。
  • 下地壁の検討は、設計段階で充分に行って下さい。

木造

  • 柱・間柱の標準ピッチは、900mm以内にして下さい。
  • 標準強度以上の場合は、間柱ピッチを必要強度に見合ったピッチにして下さい。
  • 壁面緑化陶板GIF-T取付面に施工上支障となる不陸が無いことを確認して下さい。
    ボルト類補強プレート類は、座堀して納めてある事を確認して下さい。

防水紙>-別途工事

  • 防水紙は、防風透湿シートまたは、アスファルトフェルト17kg以上を使用して下さい。
    (住宅金融公庫、各官公庁関係のアスファルトフェルトの仕様は、20kg以上となっています。)
  • 張り方は、横張りとし、下から張り上げ、重なりは、縦100mm以上、横150mm以上にして下さい。また、出隅・入隅部は、2重張りにして下さい。
  • 透湿性の優れたものを使用して下さい。
    ※プラスチック系の防水紙は、内部結露を起こしやすいので使用しないで下さい。

鉄骨造

  • 75×45×1.6mm以上のC型鋼を使用している事を確認して下さい。厚さは1.6~2.3mmとして下さい。
    ※3.2mm厚以上になると、タッピングビスの留め付けに手間がかかります。
  • 下地胴縁のピッチは900mm以下、不陸は2mm以内に納めて下さい。(下地銅縁のジョイント、溶接のバリ、ビスの頭等)

防水紙>-別途工事

  • 防水紙は、防風透湿シートまたは、アスファルトフェルト17kg以上を使用して下さい。
    (住宅金融公庫、各官公庁関係のアスファルトフェルトの仕様は、20kg以上となっています。)
  • 張り方は、横張りとし、下から張り上げ、重なりは、縦100mm以上、横150mm以上にして下さい。また、出隅・入隅部は、2重張りにして下さい。
  • 透湿性の優れたものを使用して下さい。
    ※プラスチック系の防水紙は、内部結露を起こしやすいので使用しないで下さい。

RC造

  • 壁面緑化陶板GIF-T取付面の鉄筋かぶり代を40mm以上とって下さい。
    ※かぶり代が少ないとアンカー打設に支障が出ます。
  • 豆板、打継ぎ、クラック、コールドジョイント等漏水のおそれのある箇所があるか確認して下さい。
    ※漏水のおそれのある箇所は壁面緑化陶板GIF-T施工前に補修を行って下さい。

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2.基準墨及び先付金物の確認

  • 基準墨及び先付金物の位置を確認して下さい。

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3.墨出

  • 図面上の設計ポイント(レベル、寄り、高さ)から縦胴縁割付墨(標準仕様)を躯体面に起こします。
標準仕様(15m以下)

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4.胴縁取付(標準仕様)

  • 墨打ラインに従い胴縁及び灌水胴縁を躯体に仮止めします。
  • 灌水胴縁は割付に従い、間隔が10m以上にならないよう注意して下さい。
  • 仮止めの後、スペーサーを使用して、不陸調整した後、本締を行って下さい。
    ※胴縁の施工精度は壁面緑化陶板GIF-Tの施工品質に直接影響します。水平、垂直ラインには特に注意を払って施工して下さい。
  • 胴縁取付後、アルミ下地レール上端墨を各段打って下さい(210mm)。
胴縁の取付 灌水胴縁の取付
スペーサーの取付

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5.灌水システム(給水チューブ)取付

  • プロテクターを約600mmピッチで灌水胴縁の溝にビスで固定します。
  • 胴縁及び灌水胴縁の下端側面(壁面緑化陶板GIF-T施工高さ6.5m未満の場合)に給水チューブ固定用のビスを取り付けます。
  • 給水チューブ(16φ)を灌水胴縁の間隔と同じ長さに切断し、給水チューブ固定用のビスにアルミ番線を用いて結束します。この時、灌水胴縁の下端だけは結束しないでおいて下さい。
  • 同様に給水チューブ(16φ)を灌水胴縁の溝のプロテクターにはめ込み上端をエンドプラグで塞ぎます。
  • 胴縁下端の給水チューブと灌水胴縁内の給水チューブをチーズもしくは、エルボでジョイントし、先ほど残しておいた灌水胴縁を結束します。
  • 電磁弁との接続はエンビパイプ20φで配管し、アダプタで接続します。露出部分は凍結防止のため、断熱材を巻くなどの保護をして下さい。

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6.下地レール取付・ソーカーチューブ取付

1.下地レールの取付

  • 下地レールの割付にしたがって、専用ステンレスビスで取付けて下さい。ビス類が浮いていますと、タイルが当たって取付けできなくなりますので、しっかりと打込んで下さい。
  • 下地レールの取付ビスは1枚につき2段900mmピッチでビス打ちラインに打ち込みます。
  • 下地レールの継手部分には10mmの隙間を開けて下さい。

2.ソーカーチューブの取付

  • 灌水割付に従って、下地レールのソーカーチューブ取付ラインに導水ベースを両面テープで仮止めします。
  • チューブクリップを導水ベースの上からおよそ300mmピッチでビス止めします。
  • ソーカーチューブの給水パイプ側にエルボを差し込み、給水パイプの所定の位置に専用パンチであけた穴に差し込みます。最後にもう一度、導水ベースを整えます。取付終了後、通水試験をして、不具合の修正をして下さい。

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7.シーリング

  • 下地レール及び水切等の取付終了後、所定箇所のシーリングを行います。作業に際しては、下地レールのベース面よりシーリング材が、はみださないように注意して下さい。シーリング材がはみだしていると壁面緑化陶板GIF-Tの取付が出来なくなります。
  • シーリング材は防水処理を兼ねたクッション材(建物は温度変化による伸縮や強風・振動などによる動きが常に働く)としての大切な役割があります。シーリング材に要求される性能としては、目的部の動きに良く追従し、破断・剥離がなく、耐久性に優れ美観としての目的部周辺の汚れが少なく、防水機能を維持させることにあります。

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8.壁面緑化陶板GIF-T取付

1.壁面緑化陶板GIF-Tの貼り方

  • 陶板割付に従って、壁面緑化陶板GIF-Tを下地レールの最下段から取付けていきます。
  • タイルは、出隈部から張り始めます。
  • 割付にしたがい、2mm位縦目地をとり、調整しながら壁面緑化陶板GIF-Tを3~5枚張り、垂直墨や水糸で縦目地を合わせて合わせて下さい。この作業をくり返し行って、全体壁面を張ります。
  • その時、水平方向に壁面緑化陶板GIF-Tを2段程度仮り置きして横方向の割付けを確認して下さい。
  • 壁面緑化陶板GIF-Tの固定は、下地レールの間にステンレスクリップをはめ込むだけで完了です。(クリップはレンガタイルにまたがるように取り付けて下さい)
  • 壁面緑化陶板GIF-Tのガタツキが目立つ場合は、余分にステンレスクリップをはめ込んで下さい。
  • コーナー部分は、1本多くステンレスクリップをはめ込んで下さい。
  • 灌水カバー(GT-03W)の取付にはタイル1枚につき2個のクリップを使用して下さい。
  クリップの取付
GIF-Tタイルのクリップ配置 タイル灌水カバーのクリップ配置

2.他部材との接合部

  • 壁面緑化陶板GIF-Tと他部材との接合部には、下地に必ず柱が間柱があることを確認して下さい。
  • 間柱の場合は、補強材を入れてしっかり下地を作って下さい。
  • 他部材の厚みが壁面緑化陶板GIF-Tの厚みより薄い場合は、壁面緑化陶板GIF-T側に見切縁を付けて下さい。
他部材との接合

3.壁面緑化陶板GIF-Tの張りじまい

  • 壁面緑化陶板GIF-Tの張りじまいや開口部廻りは二丁掛けを切断するか、縦平を切断して納めて下さい。どちらもクリップで固定できない場合は、接着剤でしっかり取付けて下さい。
    (接着剤は、硬化まで1日を要しますので木片、ステンレスクリップ、テープ等で固定して下さい。)

4.オーバーハング部の納め方

  • 玄関天井部の外壁面下端や、バルコニーの下端箇所には、役物タイルとしての縦まぐさを使用したタイル納まりになります。
    縦まぐさは、オーバーハング部や下り壁部の意匠であり、垂直方向のタイル割付の基準箇所であるため基礎部レンガ下端まで70mmピッチで割付けます。
    ※縦まぐさ(働き高さ140mm)は現場カット方向のため、割付には充分注意、確認して下さい。
    ※オーバーハング下部に水が落ちる事で不都合が生じる場合、別途、桶等水受け金物を設置して下さい。
  オーバーハング部の納め

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施工手順

灌水システム

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