最近、何かとブームな緑化ですが、

街中を歩いていても緑化している商業ビルも多く見ます。

ビル内にも大きめの観葉植物が設置されていたり、ビルの外壁にも壁面緑化が施されていたりします。

法人企業のビルにもたまに屋上緑化などが施工されている企業もあったりします。今回は特に屋上緑化について書いていきます。

 

屋上緑化とは?

屋上緑化を定義すると

「建築物の断熱性や景観の向上などを目的として、屋上に植物を植え緑化することである。」

とウィキペディアには記載されています。

簡単に要約するとビル自体の機能も向上させつつ、見た目もよくしましょうよ。

ということになります。

屋上緑化は法の整備により東京の限られた土地に植栽を植えることを始めに施工しているところがあると思われがちですが、都市緑地保全法の改正に伴う「緑化施設整備計画認定制度」の施行により,屋上緑化への関心が急速に高まっただけであります。

屋上緑化の歴史はここ最近流行りだしたために浅い歴史かと思われがちですが、実は古代メソポタミアからあるとされています。

ピラミッドの周囲に階段のあるテラスを重ねた塔の構造を持ち、そのテラスに高木や灌木の植栽がされていたと推定されています。

当時の様子は大英博物館にあるピラミッドの図面にて確認することができます。

次に有名な屋上庭園は新バビロニア王国(前 700 年~)ネブガドネザル二世(前 7-6 世紀)が首都バビロンの王宮のテラスに築いたと言われています。

王妃アミュティスが緑の乏しい平坦地のバビロンで,緑豊かな故郷を懐かしみ沈んでいるのを見かねて,壇状のテラスに泉水,樹木でそ地の景観を写したとの由来が伝えられています。

この緑の乏しさは今の東京と同様ですね。

王宮などのものとも捉えられますが民家の屋根に土を積み,草本植物を植える試みがノルウェーやアメリカにもあったようで、ノルウェーでは暖房のシステムが普及するまで極寒の冬をしのぐために,断熱材としての土を屋根に置き,その流亡を防ぐために草本植物を植え付けたとも言われています。

 

屋上緑化の効果

屋上緑化の効果は大きく別けて下記3つに別けることができます。

1物理的設置場所への機能的効果

2設置場所利用者への精神的効果

3環境問題への配慮効果

 

まず、1については

省エネ効果、建物の保護効果になります。

省エネ効果は建物の屋上緑化をすることにより直射日光から建物を保護することができます。そのため、直射日光により暑くなっていた建物内の冷房費などをおさえることができます。

建物の保護の観点からは紫外線や酸性雨からも建物を守り耐久性を向上させます。また、屋上緑化により床の温度変化が低くなることで熱による膨張や収縮が少なくなります。

 

そして、2については

緑による精神的安定、憩いの場になります。

緑による精神的安定は植物がもたらす効果により人々はリラックスすることもできます。医療の現場でも精神的にダメージのある人にも植物に触れたりすることを推進していることもあります。

憩いの場としてもリフレッシュのために屋上緑化に訪ねた人々の会話の向上など、様々効果をもたらします。

 

最後に3については

ヒートアイランド効果の減少、空気の洗浄効果になります。

建物で覆われた東京はコンクリや建物が高熱になり、熱がこもってしまい、熱中症や冷房の使いすぎが起きます。

それを多少なりとも緩和してくれます。

空気の洗浄効果は工場や車からでる有害物質の減少にも力を貸してくれます。

 

以上になります。