陶板技術

 

外壁素材としての緑化基盤

外壁素材として緑化基盤を考えると、これまでの屋上緑化のための緑化基盤として使用されていたものは、ほぼ全てが外壁素材としては使用に耐えません。なぜならば、屋上緑化基盤の多くが天然繊維や樹脂繊維のマットに軽量土壌を充填したもの、あるいは軽量土壌そのものを接着剤等で固めたものがほとんどであるためです。

前者は垂直に立てただけで土壌が落下してしまい、緑化基盤としては役に立ちませんし、もちろん自立することは不可能です。後者は垂直に立てることは可能ですが、外壁素材としては強度が大幅に不足しています。接着剤を増やすことで強度は確保できますが、植物の生育に必要な空隙が接着剤で埋められてしまい、これも緑化基盤としては役に立ちません。これまでの壁面緑化は上記のような既存の緑化基盤を無理矢理垂直に立てようとするあまり、見かけが見苦しいばかりでなく、コストも膨大なものとなってしまいます。つまり、緑化基盤の側からの外壁へのアプローチは失敗と言えます。

この企画において私達は、これまでと逆に外壁素材の側から緑化基盤へのアプローチを試みました。

【外壁素材からのアプローチ】

素材として上記のとおりタイルは、ベスト外壁建材です。

タイル製造工程

植栽基盤となる植生誘導タイルは、多孔質セラミックのフォームコアと陶磁器質のシェルフレームから成る一体焼成複合素材です。

植栽フォームコアの技術

壁面緑化陶板「GIF-T」の発泡体は、植物が土の代わりに植生しやすいように成分調整されたセラミック発泡体です。これが独自の技術です。そして、タイルの焼結と同時発泡しており、一体化したものですので 分離することはありません。発泡体は保水、断熱、防音にも優れた 機能をもっています。

植生前の壁面緑化陶板「GIF-T」

植栽断熱発泡陶板

断熱性能

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